macOS CatalinaでAdobe CS6は動くのか?実際に検証してみました!

2019年11月9日(水)にmacOS Catalina(カタリナ)がリリースされました。

Mojave(モハベ)に続く15番目のMacOSです。

今回の目玉はSidecarを利用してiPadがMacのサブディスプレイとして利用できということです。
⇒Sidecarの詳しい使い方はこちら

これまでMacとiPadは完全に切り離されたものでしたが、SidecarによりMacのアプリケーションをiPadで利用できるようになります。
例えばApple PencilをMacのアプリ使うことができるので、フォトショップなどでイラストを書いている方はとても嬉しい機能になりますね!

クリエイティブな仕事をしている方にはこれとない朗報なのですが、一方で今回のmacOS Catalinaから32bitのアプリケーションが起動できないという問題もあります。
最新版のアプリを使っている方であれば何も問題はないのですが、ちょっと前のアプリを利用している方にはかなり死活問題となります。

私はAdobe CS6のライセンス版を購入して利用しています。
CS6は64bitのアプリなのですが、果たしてCatalinaで起動することができるのでしょうか?

macOS MojaveまでのAdobe CS6の起動方法

AdobeCS6は正式にはmacOS Sierra(シエラ)からサポートの対象外となりました。
なのでOSをアップデートしてAdobeCS6のアプリを立ち上げると「以前のJAVASE6ランタイムをインストールする必要があります」と表示が出てしまいました。

この問題はJAVASE6ランタイムをインストールすることで解決することができます。AdobeCS6は問題なく起動でき、アプリケーションを使っていても全く問題はありませんでした。
⇒JavaSE6のダウンロードはこちらから

macOS CatalinaでAdobe CS6は起動するのか?


さてここからが本題。
CatalinaでAdobe CS6は起動するのかというところですね。

私は早速リリース当日にmacOS Catalinaへとアップグレードを行いました。

OSをアップグレードしてMacを起動したところ、Dock上のAdobeCS6のアプリアイコンにバツ印がついており、起動することができません
CatalinaからはJAVASE6ランタイムをインストールすることで起動するという方法も不可能になっており、Mojaveでは使えた方法も使えなくなっています…

残念ながらAdobeCS6は最新のmacOS Catalinaから切られてしまって起動できなくなったということですね…

まとめ


検証の結果残念ながらmacOS CatalinaでAdobe CS6を起動することはできませんでした…
今後はMojaveで利用していくか、AdobeCCへの切り替えを検討するしかなさそうですね…

結局私はAdobeCCへ移管することになりました。

もし、何かしらの方法でCatalinaでAdobe CS6を起動する方法があれば教えていただけるとありがたいです。