JR沿線に住んでおり、毎日の通勤にSuicaを利用している方がオトクになるクレジットカードのビューカード。
ビューカードと聞いてピンとこなくても、下記マークのついたカードを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ビューカードはJR東日本が発行しているクレジットカードで、JR関連の支払いやSuicaへのチャージで1.5%分のポイントが貯まります。
ビューカードには様々な種類のカードが用意されており、ルミネカード、ビックカメラSuicaカードなどお店での買いものでオトクになるカードや、シニア層がオトクになる大人の休日倶楽部ミドルカードなどがあります。
ビューカードの種類によって選べる国際ブランドが違う
ビューカードの主な種類は以下のようになっており、それぞれ選ぶことのできる国際ブランドが異なります。
JCB | VISA | MasterCard | |
---|---|---|---|
「ビュー・スイカ」カード | ● | ● | ● |
ビューゴールドプラスカード | ● | ||
JRE CARD(Suica・定期券なし) | ● | ||
JRE CARD(Suica付) | ● | ● | ● |
JRE CARD(Suica定期券付) | ● | ||
ルミネカード | ● | ● | ● |
JALカードSuica | ● | ||
ビックカメラSuicaカード | ● | ● | |
大人の休日倶楽部ミドルカード | ● | ● | ● |
大人の休日倶楽部ジパングカード | ● | ● | ● |
表を見ていただくとわかると思うのですが、券種によって選べる国際ブランドが異なっていることが分かります。
viewカードは全てのカードでSuicaへのチャージやJR関連の支払いでポイント1.5%というのは変わらないので、自分のよく利用するお店によって国際ブランドを選ぶのがオススメです。
JREポイント加盟店でオトクになるJREカード、ビックカメラでポイントがたくさん貯まるビックカメラSuicaカード、ルミネでの買いものに便利なルミネカードなど自分にあったものを選ぶようにしてください。
国際ブランドの3大ブランドと呼ばれているJCB・VISA・MasterCardの3つを選ぶことができるのは「ビュー・スイカ」カード、JRE CARD(Suica付)、ルミネカード、大人の休日倶楽部2種類となっています。
アップルペイでの利用を考えている方はJCB・MasterCardがオススメ!
iPhoneにクレジットカードを登録して支払いができるアップルペイ。
サインレスで簡単に支払いができるだけでなく、クレジットカードを持ち歩く必要がなく、iPhoneのみで買いものができてしまうのも便利なポイントです。
アップルペイは国際ブランドによって利用できる場所に違いがあるのをご存知でしょうか?
街のお店で利用する分にはどの国際ブランドを選んでも差がないのですが、アプリやオンライン決済をする際にVISAのみ利用することができないのです。
JRE CARD(Suica・定期券なし)(定期券付)を選んでいる方は仕方ないですが、それ以外のビューカードを持っている方でアップルペイでの利用を考えている方はJCB・MasterCardを持っている方が絶対にオトクになりますよ!
過去にはアップルペイで優遇されるキャンペーンも開催!
iPhoneに登録したSuicaへチャージをする場合、Suicaアプリで支払いをする方法とアップルペイで支払う2つの方法があります。
VISAブランドでもSuicaアプリであればチャージをすることができるのですが、アップルペイではチャージすることができません。
2019年にはアップルペイからSuicaへチャージをすると通常1.5%のポイントが3.5%になるキャンペーンも開催されていました。
現在上記のようなキャンペーンは開催されていませんが、今後開催される可能性も大いにあります。
国際ブランドを変更する場合には最低でも2〜3週間程度かかってしまうので、早めブランド変更の手続きを進めることをオススメしますよ!
ビューカードの国際ブランドを変更する手順は?
ビューカードのブランド変更をしたい場合には、以下の3STEPに従ってブランド変更をするようにしてください。
<STEP1>解約前に新ブランドのカードを先に申し込む
ビューカードでブランドの切り替えを行いたい場合には、まず古いクレジットカードを解約する前に新しいブランドのカードを申し込む必要があります。
一時的に2枚のカードを同時に持つことになりますね。
※先に新しいカードの申し込みをしないで解約をしてしまうと、VIEW’s NETの会員情報も削除されてしまうためこれまでに貯めたJREポイントが失効してしまうので注意が必要です。
一時的に2枚のカードを持つということはビューカードの公式サイトでもちゃんと紹介されています。
クレヒスなどに傷がついたり、不正な申し込みになってしまうということもないので安心してください。
今持っているビューカードの種類や国際ブランド(VISA、MasterCard、JCB)を変更することはできますか?
私はビューカードはビックカメラSuicaカードを持っているのですが、2枚同時に持つことでこれまでに貯めたJREポイントを2枚のカード上で共有することができます。
新しいブランドのクレジットカードを発行後にVIEW’s NETにログインをしてもらえば、2枚のカードで共有できていることが確認できるかと思います。
クレジットカードの番号をお見せすることはできませんが、上記のように1つのアカウントにビックカメラSuicaカードが2枚発行されているのが分かるかと思います。
無事に2枚のカードが発行されていることの確認が取れたら準備はOKなので、ステップ2へ進みましょう。
<STEP2>古いブランドのカードを解約する
新しいクレジットカードが発行されて2枚のカードが手元に届いたら、いよいよ古いカードを解約します。
解約するためには電話でビューカードセンターにお問い合わせをする方法とPDFファイルをダウンロードして、書類に必要事項を書き込んで郵送でカードと一緒に送る方法の2つの方法があります。
ビューカードは全て種類でSuicaの機能が備わっているため、カードを返却することでデポジット500円が戻ってくるのです。
通常Suicaを新しく発行する場合には500円のデポジットを払う必要があるのですが、ビューカードは申込時に無料でSuica機能が付いているため、デポジットは特に支払いをしていなかったと思います。
この500円はプレゼントだと思ってありがたくもらってしまいましょう!
デポジット金額はクレジットカードの解約時に支払口座へ返却されますが、そのためにクレジットカードを必ず返却しなければなりません。
電話で解約をした場合も、PDFファイルへ記載をして解約をした場合のどちらにせよ古いビックカメラSuicaカードを郵送する必要があります。
ちなみに私はPDFファイルをダウンロードして郵送しました。
クレジットカードを解約するための電話が面倒であったのも理由ですが、カードを郵送して終わり!の方が楽だったのが本音ですね。
ビューカードの退会届のダウンロードはこちら
ビューカードは持っているとオトクになるクレジットカードなのですが、ビックカメラSuicaカードは持っているだけで年会費がかかってしまいます。
※ビックカメラSuicaカードは2年目以降、年に1回以上のカード利用で年会費が無料になります。
毎年年会費が取られてしまうのはもったいないので、忘れずに解約をするようにしましょう。
<STEP3>新しいカードを利用しよう
古いカードの郵送が完了したらブランド切り替えは完了です。
あとは新しいビューカードを定期券購入やお買いものに活用しましょう!
まとめ
ビューカードはJR沿線にお住まいの方やSuicaをよく利用する方であれば絶対に持っていたほうがいいクレジットカードです。
まだ持っていないという方はこの機会に申込を検討してみてください。
もしすでにカードを持っており、国際ブランドの変更を考えている方は上記の記事を参考にして国際ブランドを変更してみてください。